トヨタとマツダ、新型コロナウイルスの影響で国内生産停止へ
トヨタ自動車とマツダが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による海外市場の需要急減を受けて、トヨタ自動車は2020年4月3日から、5工場の7ラインで操業を停止する。マツダは同年3月28日~4月30日の期間で、2工場の操業停止、または昼勤のみ操業を行う方針。
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新型コロナウイルスの影響が国内の自動車生産にも及んできたようです。
トヨタに至っては、海外需要急減による国内の稼働を停止するのは、2008年のリーマンショック以来。
リーマンショックから12年、
そろそろ景気の減速が叫ばれ、超長期の相場は、リーマンショックの第二波が来るのではないかと言われていましたが、
まさか新型コロナウイルスという世界的なパンデミックから起こることになるとは。
相場というのは不思議なもので、
自然と需要が減ってきて景気が悪化するのではなく、
不景気というエネルギーが蓄えられる中、ある出来事がきっかけで、
ドン!
と不景気になる気がします。
リーマンショックしかり、
ITバブルしかり。
今回の自動車の生産停止は、広い広い裾野を持つ自動車業界に徐々に広がってゆくと思います。
中小企業ほど、後になって影響が現れてくるのではないでしょうか。